カミカワークプロデューサーダイアリー
クラウドファンディング報告レポート
2020.1.20 UP
いよいよ始まったクラウドファンディングの講習会!
コミュニティプロデューサーの渋谷です!
上川町で現在3つのクラウドファンディングの進行予定があり、そのプランの発表と勉強の為、12月17日(火曜日)に上川町地域おこし協力隊の活動拠点のである大雪かみかわ ヌクモで、「クラウドファンディングから始まるローカルベンチャー」と題し、クラウドファンディング運営会社のREADYFORから夏川さん、吉倉さん、株式会社しびっくぱわー代表取締役の堀下さんをお招きして、講演会を開催しましたので、その様子をレポートします!
READYFORの強みとクラウドファンディングの多様性について
午前講演の1コマ目は夏川さん、吉倉さんにREADYFORの強みや他社との違いを中心にお話して頂きました。
READYFORの強みとはキュレーターをつけてプロジェクトを始めることができるところだと夏川さんは言います。キュレーターとはクラウドファンディングを進めていく上で、悩みなどをその都度相談できる人のことです。
また、夏川さんはクラウドファンディングを利用する人の目的が多様化しているとのこと。3年前まではクラウドファンディングという言葉は一般的ではなく、資金を集める手段でしかありませんでしたが、最近は資金集めだけではなく、商品の認知度を上げるために使用したり、コアなファンを可視化させるために使用する人も多く、クラウドファンディングを利用する人の目的の幅が広がっています。
信頼集めがプロジェクト支援者を募るきっかけに!
午前講演の2コマ目は、堀下さんによる「地域経済とともに成長するローカルベンチャー」というテーマでお話をして頂きました。
堀下さんは自己紹介の前にクラウドファンディングをする上で大切なことは「思考を言語化すること」だと説明されました。
プロジェクトを支援して頂くためには、プロジェクト発案者の熱い思いが伝わるのはもちろんのこと、見ている人に共感していただかなければならないからです。そのためには思考の言語化が絶対に必要です。
また、堀下さんはボランティア活動にも尽力しており、ボランティア活動を通して日頃から多くの人たちの信頼を集めているからこそ、プロジェクトを開始した際に多くの支援者が集まり、自分のやりたかったことを実現されているというお話が印象的でした。
プロジェクトがより具体的に!
午後からは上川町役場に勤めている瀧さんと、地域おこし協力隊の絹張さん、上野さんから現在進めているプロジェクトを発表して頂きました。
発表後は3つのプロジェクトごとにグループに分かれて「なぜプロジェクトを実行するのか」、「競合との差別化」、「プロジェクトを行う上で何が変わるのか」、「どんな未来にするのか」をワークショップ形式で話し合いました。ワークショップをする前はどのプロジェクトも抽象的だったものがグループで対話をしていくことで思考が言語化され、はじめの発表よりも実現性の高い内容になりました。
講習会の後は懇親会!
最後は、現在開発中で今後ヌクモで提供予定のドーナツとピザを囲みながら懇親会を行いました。懇親会では終始和やかな雰囲気の中、上川町で進行予定のプロジェクトについての意見交換や登壇者の方々から上川町の印象などを聞いて談笑し、最後に記念撮影をしました。
今後上川町地域おこし協力隊の絹張さんと上野さんもクラウドファンディングを使って資金を集める予定があるので、上川町地域おこし協力隊(KAMIKAWORKプロデューサー)の活動に引き続き注目して頂きたいと思います。