kamikawork カミカワーク

カミカワークプロデューサーダイアリー

KAMIKAWORK Café @東京 vol.2

2020.3.2 UP

 

アイディアを事業に!上川町で一歩踏み出そう!

~大学生から始めるローカルベンチャーのすすめ~

 

カミカワ―クコミュニティプロデューサーの水口加奈子です!

2月19日に東京で行われた【KAMIKAWORKCafé@東京 vol.2】

今回は、「大学生から始めるローカルベンチャーのすすめ」ということで、集まってくれたのは、ローカルベンチャーに興味津々な大学生が約30名!

ファシリテーターには、dot button company株式会社 代表取締役 中屋祐輔さん

ゲストには、大学生起業家2名とカミカワ―クプロデューサー1名

株式会社ANCR 代表取締役CEO/アートディレクター 福島颯人さん

株式会社ローカルフラッグ代表取締役 濱田裕太さん

カミカワ―クアウトドアプロデューサー上野洋平さんによる

トークセッションからスタート

【トークセッション】

3名のゲストと、ファシリテーターとの掛け合いでトークセッションがスタート。

3つのテーマでトークが進んでいきました。

・大学生でアイディアを事業にするには?

・ローカルにおける空間デザインとは?

・ローカルで事業を始めるメリットとは?

 

[大学生でアイディアを事業にするには?]

濱田さんは、京都府与謝野町で「持続可能な地域をつくる」をビジョンに、地域の旗振り役を担う京都・与謝野町発のローカルベンチャーとして、若者による起業や事業承継を促進し、地域の雇用や地域課題解決に挑戦しています。

大学生の彼がなぜ起業し事業展開に至ったか、その理由は体当たりな積極性でした。

まず1つ目は自分のアイディアを文章として整理をし、他者に見せられる資料にすること。2つ目は作成した資料を持っていろんな大人に話をすること。この2つが大事。

完成度が50%~60%でも相手に伝えると、アドバイスをいただいたりしながら事業展開に繋がっていくこともある。若者のアイディアに力を貸してくれる大人は世の中にたくさんいる、あきらめないでやりたいことを声に出していくことが大事と話されていました。

 

[ローカルにおける空間デザインとは?]

福島さんは、東京を拠点に「プロデュース・企画から制作までを一気通貫でデザインする空間クリエイティブチーム」株式会社ANCRを設立、代表取締役CEO/アートディレクターとして、様々な企業と事業提携しながら空間デザインで活躍されています。

近年のローカルデザインは首都圏で流行っているイケてるものを地方にもっていき、オシャレな空間を演出するものが多い。イケてる・おしゃれだから、ローカルの空間づくりに合っているとは限らないと福島さんは言います。

その地域の特性を活かした空間デザイン、そこで生まれるコミュニティやその場所を作っていく人たちをデザインすること、地域の人たちと作っていくその場所でしか生まれない空間づくりをしていかないと、ローカルにおける空間デザインとは言えない。とても共感できる話でした。

 

[ローカルで事業を始めるメリットとは?]

上野さんは、兵庫県姫路市出身で2019年7月に北海道上川町に移住し、カミカワ―クアウトドアプロデューサーとして活動している。

ローカルで事業を進めるメリットは、応援してくれる人が多いことが強みと話します。

観光業に携わりたく上川町にやってきた上野さん、上川町が目指す「通年型山岳リゾートタウン構想」に共感し、新しい体験型観光プログラムを始めようと、自身が考えたツリーハウスプロジェクトを進める為にクラウドファンディングに挑戦中である。クラウドファンディングサイトはこちら

 

【上川町長が登壇!学生に熱い思いを話してくださいました】

上川町長が登壇し、上川町の魅力やこれからの取り組み、今回参加いただいた大学生のような若い力、地域おこし協力隊のように新しい力が大切ということをお話ししてくださいました。町長自らの思いを聞いた学生たちから、この後どんなアイディアが出てくるでしょう?

 

【ワークショップ】

上野さんがクラウドファンディングに挑戦中のツリーハウスプロジェクト

出資者への返礼品として新しい追加リターンを参加者の皆さんと一緒に考えていきました。

上川町の観光地や、特産品などを紹介した後に、大学生たちは次々にアイディアを考えてくれていました。

上野さんは、大学生に真剣に考えてもらったアイディアの中から最低一つはリターンを追加しようと考えています。

 

【懇親会】

旅するカレー屋いちざわりょうさんによる、上川町の食材をつかった「上川カレー」や、いちざわさんの仲間たちが作るアラカルトなどとても豪華なライナップでした!

懇親会では、おいしい料理をいただきながら、トークセッションやワークショップの中で、聞きそびれた質問やそれぞれのアイディア、これからローカルで活躍しようとしている方々からの質問など、有意義な時間を共有していました。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!