北海道 大雪山の麓に未来の公民館
「大雪かみかわ ヌクモ」がオープン！
～ 体験型デジタルアートや地元食材を使ったカフェスペースも！～

2019年7月13日、大雪山の麓にある北海道上川町で廃校になった小学校をリノベーションした新施設がオープンしました。その新施設のネーミングは「大雪かみかわ ヌクモ」。元々の建物の旧東雲小学校の「雲（くも）」を生かし、地元住民と移住者、観光客との「温もりあふれる」交流の場を目指したいという思いを込めてつけられました。

この新施設建設は「カミカワークプロジェクト」の一環で、廃校である旧東雲小学校を改装し、実践型の研修施設を整備することで、地方での起業や就業を目指す人の移住を促進していく目的もあり、カミカワークプロジェクトで募集するプロデューサー（地域おこし協力隊）が、このヌクモで活動していきます。スイーツの開発やカフェの運営、教育プログラムの提供などを通じ、起業に向けた実践的な活動を行えると同時に、雇用を生むことで町への移住者増加を目指します。

一番の特徴は"共創"をテーマにした教育的プロジェクトを推進する、チームラボによる「あそぶ！天才プログラミング」の導入です。お絵かき用紙に描いた絵が3Dになって動き出し、プログラミングもできるこちらのデジタルアート作品は、道内初の常設展示となります。展示だけでなく週末や夏休みにはワークショップも随時実施を予定しています。その他にも大きなクッションを並べたフリースペースや、上川町の食材を使用したコーヒーやオリジナルスイーツが楽しめるカフェも併設。内装は床・壁面共に木を存分に使った造りとなっており、こども達は木のぬくもりを感じながら思いきり身体を使って遊ぶことができます。さらに、全天候型で季節を問わず利用できるため、冬も層雲峡氷瀑まつりと合わせた町の魅力として活用していく場所となります。
年間約185万人が訪れる層雲峡温泉を訪れる観光客の方々にも、本施設を含め「大雪 森のガーデン」や「上川大雪酒造」へ立ち寄ってもらう事で上川町の魅力を再発見してもらい、着地型ツアーへの参加を促していく予定です。入場は無料です（一部有料エリアもあります）。